たけすえ耳鼻科クリニック

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キリン

今年2021年のスギ花粉症の予測は?

お知らせ 2021年01月28日

今年2021年のスギ花粉症の予測は?

 

「油断大敵!!」


 

今年もそろそろスギ花粉が飛散する時期が近づいてきました。
例年、スギ花粉による鼻や眼の症状にお悩みの方は対策を開始する時期となりました。
 
今年のスギ花粉症の予測はどうなっているでしょうか?
 
日本気象協会によるインターネットサイト tenki.jp によると、
今月20日に発表された、
 
「2021年 春の花粉飛散予測(第3報)」
 https://tenki.jp/pollen/expectation/
には、
 
2021年のスギ花粉の飛ぶ量は、
 例年比: 30%   例年とは過去10年平均
 前年比:160%
となっています。
 
例年とは過去10年のスギ花粉飛散量の平均を意味しています。
 
先日、来院された患者さんの幾人かから、立て続けに
「今年の花粉は多いのでしょう?」と尋ねられました。
どうやらテレビ番組で、“今年の花粉は160%で多く飛びます。”
と放映されたようです。
 
でも、ちょっと待ってください。
確かに、今年のスギ花粉飛散は、去年と比べると6割り増しの花粉飛散量なんですが、
そもそも、昨年のスギ花粉飛散量が、例年の20%弱と非常に少なかったため、
それを基準とした前年比は、160%となりますが、
今年の絶対的な飛散数そのものは、今年も例年の30%なので “非常に少ない” なのです。
スギ飛散数はおよそ1800個程度を予測しています。
 
1年間で飛ぶスギ花粉飛散数が、2000個未満の時は、スギ花粉飛散数の少ない年、
5000個以上の時は多い年という目安を元に、各シーズンに対する対応を考えています。
 
もちろんお一人お一人の症状の出方には、個人差がありますので、
花粉飛散の少ない年でも、対処の仕方には違いがあります。
 
昨年のスギ花粉症の症状が比較的軽かった方は、
今年は、症状を出来るだけ出さないで過ごされる用により治療に取り組まれてはいかがでしょうか、
昨年でも症状がひどかった方は、より、厳重なる花粉症対策を準備されてみてください。
 
当院では、それぞれの方に合った花粉症対策方法をご提案して行きたいと考えております。
 
まずは、今年も油断なく春のシーズンをお過ごしください。

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