例年、3月から5月は黄砂・PM・光化学オキシダントが発生しやすく、鼻やノドの粘膜が傷みやすい季節です。
鼻の症状として、粘っこい鼻水が出たり鼻の中に塊が溜まりやすくなり、ムズムズしてきます。学校の運動会の練習が始まると、砂ぼこりによる刺激も加わって粘膜が傷つきやすく、鼻水に血が混じることも多くなります。ノドの症状として、イガイガ感や痰のつまり感が出てきます。
対策としては、朝や入浴時にしっかりとお湯で顔を洗ったり、蒸しタオルで鼻から湯気を吸い込む事で、鼻やノドの粘膜をうるおすようにする事、外出時はこまめに水分を補給して粘膜のダメージを減らす事、鼻やノドが弱い方は、点鼻薬やうがい薬、必要に応じて内服薬による対策をご検討ください。